Interview with Elisa Yanagi – Actress in Movie Lust of Angels

Please tell us about how you became involved in the movie “The Lust of Angels” I received an offer from the director. Saori and her friend didn’t share the same values, although they wanted to arrest molesters together, Saori actually is a complicated person. How did you feel about Saori as a character? I think […]

鈴木希依子 Kieko Suzuki – Actress and Talented Performer (In Japanese)

自己紹介をお願いします。 女優とレポーターをしている鈴木希依子です。 私は千葉県出身で、明治から続く日本料理屋の娘として生まれました。小さい頃から、女将である母に、“子供のころは上質な芸術に触れるのが大事”と色々なお芝居や美味しいご飯を食べに連れて行って貰いました。 その経験がその後、もっと色々なものが見たいと中学からアメリカに留学したり大学で芸術を専攻したりしたことに結びついている気がします。

Interview with Yumi Goto – ‘Be my Baby’ Actress

Interview by Saneyuki Owada, translation by Mike Sullivan This year at the Terracotta Far East Film Festival in London it was possible to see the movie Be My Baby (恋の渦), just before this event we were lucky enough to be able to interview one of the actresses who appeared in this film. The interview took […]

日本の今を描き出す役者 後藤ユウミ

今回はTerracotta Far East Film Festivalで上映される映画「Be My Baby(恋の渦)」にご出演されている女優:後藤ユウミさんにインタビューをしました。 今回の映画「Be My Baby」に参加した経緯をお話し下さい? 山本政志プロデュース シネマインパクト(http://cinemaimpact.net/vol3/pn.html)という企画の中で制作された映画で、通常キャスティングを兼ねた10日間のワークショップを開催し配役を決めるのですが、私はそのワークショップには参加していませんでした。今回の映画製作のクランクイン前日に役者が降板してしまい、その代役として選ばれました。 ユウコ役を演じるにあたって、気をつけたことなどありますか? 急遽参加することになったので、台詞を覚えるのが大変でした。この映画では、自然な演技が求められていました。会話のやりとりなど、細かい部分で、相づちをうったり、「あぁ」とか「そうそう」とか、いかに演技が自然になるか追求しました。他の出演者は、ワークショップの期間に練習ができていたので、その人たちの完成度に近づけるのにも苦労しました。今回のユウコ役は、基本的にチャラくて取るに足りない、ブスなんです。そこで、いかにブスらしさを出すか、そしてどうチャラくするかを気をつけました。言葉遣いを悪くしたり、声のトーンを低くしたり、仕草を雑にしてみたり、でもわざとらしく成らないようにするのが、大変でした。 役者を始めたきっかけは? 私、絵を描くのが好きで、舞台美術とか衣装デザインなどを高校生のときは、やりたいと思っていたのです。そこで、そういった手伝いが出来たらいいなと思って地元の劇団に入団したのですが、ひょんなことから演じる側に立つようになって、そこから役者の魅力にとりつかれました。 演じる魅力とは? プライベートな自分と役のギャップを感じるのが楽しいですね。私よく色物っていうんですか、そんな役が多いので、今後はもっと普通で一般的な人を演じてみたいとも思っています。 役者として心がけていることは? 日々をしっかりと生きるように心がけています。というのは、だらしない演技をするのは簡単ですが、綺麗な演技をする場合、どうしても日々の習慣が出てしまうので、自然にその役を演じるためにも、日々の所作を綺麗にしようと心がけています。 最近では映画以外に「成れの果て」という舞台もご出演されていますが、映画と舞台の違いをどう考えますか? 舞台は照明とか美術など色々なスタッフの方々が係っていますが、幕が開けば、役者しかその空間をコントロールできないので、ライブ感が強いと思います。 映画は、役者以外にも、カメラマンや照明や監督も、色々な方のコントロールによって作り上げていく感じがします。だから、そのパーツの一部になることが興味深いです。 映画と舞台で演じ方が変わりますか? とくに違いを感じてはいないです。自然な演技が求められるのか、コミカルな演技が必要なのか、作品や演出家によって変えています。物語の中で、そのキャラクターがどういった人生を歩んでいる人なのか考えています。ときには役作りのために、その職業や、その世界をリサーチしたり、体験したりします。 舞台演技で一つ言えることは、お客さんの反応に流されないことを気をつけています。日によってお客さんの反応も違うので、そのときは反応があっても、明日のお客さんは、まったく反応がなかったりするので、ライブの楽しさはありますが、演技はぶれないように心がけています。 すでにイタリアや香港で上映されていますが、反響はどうでしたか? イタリアは恋愛とかが好きそうな国のイメージだったので、良い反応が得られるかなと思ったのですが、向こうって女性を大事にするじゃないですか?だから、劇中で女の子が酷い扱いをうけていたりすると、そこに「Ooh!」「ugh!」とかの反応がありましたね。逆に香港の全体的にウケてました。でも、香港って日本の映画が全体的に好きらしくて、もしかしたら日本映画だから良かったのかもしれないですけど、それぞれ、反応が違って面白かったです。 趣味は「三味線」とお伺いしていますが、始めたきっかけは? ちょっとミーハーなんですが、川端康成の「雪国」で出てくる駒子が勧進帳を弾くシーンがあって、そこがとても格好良くて、憧れて始めました。 三味線など伝統芸能も嗜んでいらっしゃる後藤さんにとって、日本の伝統文化や芸能をどう思われていますか? 私は日本に生まれて良かったなと思います。日本の伝統工芸や歌舞伎など伝統芸能も好きですし、、私よく着物も着るんです。日本の文化を積極的に取り入れようとしていますよ。役作りにも活かせますし、せっかく日本人に生まれたし、その深い文化を楽しんでいます。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_row_inner][vc_column_inner width=”1/1″][vc_column_text] 後藤ユウミ 1984年生まれ。福岡県出身。’01年ドイツ人演出家ペーター・解すなー率いる劇団「うずめ劇 場」入団。ヨーロッパの同時代演劇や古典劇、テント芝居など多用なジャンルの舞台に出演。’05年同劇団退団後は映画出演を中心に活動している。近年の出 演作は、アルベルト・ベントゥラ干拓『スクリプト』(’10)、MOOSICLAB2012田中羊一&ヤング・ポール監督『ムージック探偵 曲聞彦』、(’13)平波 亘監督『トムソーヤとハックルベリーフィンは死んだ』、(’14)山口雅俊監督『闇金ウシジマくんPART2』など Twitter @yurumichan HP http://caracol.me/yuumi/top.thml