Valentine’s Day in Japan – Gifts just for Men?

By Atsuka Fukaya In postwar Japan a number of different holidays and customs were introduced into Japan, and adapted. One of those was Valentine’s Day, however this gained a twist in Japan as unusually it was given a twist as rather than conform with Western countries it became a day for women to confess their […]

平井明子 マルチカルチャーに魅せられた陶芸家 – Talented Craftswoman (in Japanese)

記・マイク・サリバン 自己紹介をお願いします。 イギリスのロンドンで陶芸をしています。こちらでは珍しくないartistsの集合スタジオに工房をかまえています。 http://www.akikohiraiceramics.com/ AKIKO HIRAI from Dan Fontanelli on Vimeo. お仕事についてお聞かせ下さい。 国内外で展示会をしたりギャラリーに作品をおろしています。陶芸を始めた当初は粉引きや薪窯で作られた工芸作品が好きでその過程を勉強していましたが現在はこちらの素材を使ってその素材の美しさをそのまま活かせるものづくりにはげんでいます。粉引き、薪窯陶芸の影響は今でも強いです。

Interview with Keiko Masumoto – Ceramic Designer

By Weini Liao Please introduce yourself My name is Keiko Masumoto. I was born in Tatsuno, Hyogo, in 1982. I graduated from the faculty and master of fine arts, Kyoto City University of Arts. I worked in Kyoto for about 10 years, after Kyoto, I worked as a guest artist at the University of the […]

Mizuyo Yamashita Japanese Ceramic Designer in East London. (日本語 in Japanese)

記・マイク・サリバン 自己紹介をお願いします。 私は山下瑞代です。英語の勉強のため、2000年に渡英、趣味で始めた陶芸を仕事にしています。今はイーストロンドンにスタジオを構えています。 私は7人家族の中で育ちました。

左右田智美 – ロンドンでデザイナー

記・マイク・サリバン 自己紹介をお願いします。 ロンドンでデザイナーをしている左右田智美です。東京都出身で、ロンドンは今年8年半目です。 http://www.tomomisayuda.com/ 左右田さんのお仕事についてお聞かせ下さい。 Royal College of Art(英国王室美術大学院)のデザインプロダクト科をこの夏に卒業しました。私は主にインタラクティブデザイン/アート作品を在学中、在学前からも制作をしています。大学院に入る前は、ロンドンのインタラクティブデザインのスタジオにデザイナーとして勤務したり、自分自身のプロジェクトをメディアアーティストとして発表していました。 どのようにTomomi Sayuda Studioはスタートしましたか? 私の自分自身のレーベルとしての作品の発表は2009年にロンドン芸術大学を卒業した時からです。iBumというお尻をスキャンする作品を卒業制作作品として発表したのですが、その作品が色々と評判になり、雑誌やTVをはじめとしたメディアに取り上げられました。それからというものの、色々な展示会に招待されたり、更に新しい作品、Oshibe, Hands, on等をアートの展示会にフリーランスのデザイナーとして他の会社に働きながら発表していきました。 RCAに在学中も個人のデザイナー/アーティストとしてインドやスペインで展示をしたり、ロンドンのビクトリア&アルバート美術館でトークを行ったり、NHKの海外交流番組に出演したりすることもあったので、在学中も学校外に個人のデザイナーとしてちょくちょく露出していました。 技術について教えて下さい。 元々日本の武蔵野美術大学の工芸工業デザイン科に通っていたこともあり、基本的なアナログなデッサンの技術、モデリング力などは日本で培ってきました。その頃はインダストリアルデザイン、陶磁器のデザイン等について学びました。 日本に居た時は、テレビ朝日のミュージックステーションのセットデザインのCADのデータからドローイングを書き起こすバイトをしていたので、そこでショービジネスの裏方の仕事を体験しました。あとは、ベンチャー企業や派遣社員として大手の会社でウェブデザインのアシスタントの仕事をしたりしていたので、ウェブに関する基本的な事を学びました。日本に居た頃は美術系のバイトの他にもコールセンターのバイト、USENの本社で電話取り次ぎの仕事、販売応援員として大手のカメラ販売店でカメラ、携帯の販売のバイト、営業のバイト等もしていたので、基本的な事務のスキル、セールスプロモーションのスキルはそこで身につけたのだと思います。 結局日本の大学を中退してロンドンの美大に入り直したのですが、最初に入ったコースが現代アート的なアプローチの写真のコースで、そこでコンテンポラリーアートとしての批評的な作品の捉え方、基本的な写真の撮影の仕方を学びました。その後グラフィック系のメディアデザインの学科に映ったのですが、そこからビデオ編集、メディアアート制作についての知識、たとえばArduinoやMax/MSP等、プログラミングの基礎的な知識も手に入れました。 ロンドンでの大学生時代は他にフリーランサーとしてwebデザイナーとしてクライアントを持っていました。FlashやDreamweaver等はそこで独学で学びました。 ロンドンに来てから、パフォーマンスディレクターのカズコホーキさんがやられているフランクチキンズをちょくちょく手伝っていたので、そこでパフォーマンスアートの裏側について、パフォーマンス力も含めて色々学びました。 Kin design というロンドンベースのインタラクティブデザインのスタジオで働いていた時は、美術館にあるタッチスクリーンの端末のUIデザイン、人が触って体験できるような教育用体験端末のデザイン、印刷物、スクリーン等のグラフィックデザイン、デジタル系のデザインディベロップメント、ビデオ編集の技術等を身につけました。 RCAに入ってからはsolidworksでのCAD、金属、木工加工の技術、高度なモデリング、プロダクトのスタイリングの技術、プレゼンテーションの技術等を身につけました。 作品のアイディアは、どこから来ていますか?どのような発想をして作品のデザインに落とし込みますか? 私の場合、これを言うと問題視されるかもしれませんが、作品のアイディアは直感に任せます。横尾忠則や岡本太郎等、直感を大切にするアーティストは私以外にも他にも居ると思うのですが、私も直感タイプです。大体の作品は 直感でひらめいた事を大切にしながら、最後のイメージをクリアに描いて、そこから一気に作ります。 最初はなぜこれが直感的に良いのか分からなかったりする事もあるのですが、直感でひらめいた事は後で考えると自分自身の過去の出来事にうまくリンクしていたり、説明がつくのが不思議です。 そのために、ひらめいた後になぜそう思いついたのか色々な視点から考えなおして、それからうまく他の人に説明できる根拠を作って伝えます。 他に具体的なインスピレーションの得方の方法をあげるとしたら、私の場合は日本の生活史に関する本が好きなので、昔の人の生活に関する歴史本を読んだり、誰かの自伝的な私小説を読んだりする事でしょうか。 他にはマイナーな国に旅行を短期間で一気にたまに行ったりする事が好きなのですが、そこから得られるインスピレーションも強く影響していると思います。 デザインにどのくらいかかりましたか?そして、作品の製作期間をお知らせ下さい。作品を作る際のプロセスを簡単に説明頂けますか? Desktop Fireworksを例にあげるとしたら、デザインの発想、実験、試作等含めて4か月くらいです。大体思いついたら早い段階で作って実験します。そして実際に動かないと面白くないので、実際にそのアイデアが技術的な視点から可能かどうかテストします。もしそこで難しいところがあると感じたら、もうちょっと簡単にできる方法がないか思索します。常に客観的にこの作品がどのように自分の観客に使われるか、楽しんでもらえるかどうか考えながら進めていきます。そして、ファイナルプロダクトを作る段階になったら、形のデザイン、色の配置等、色々試行錯誤しながら検討します。 私の作品はインタラクティブで、人とのコミュニケーション、自分のストーリーを伝える事が重要なので、ビデオ制作に使う時間を必ず最低でも1週間くらいは残します。撮影、AFを使ったアニメーション、ビデオ編集も自分で行います。 私は自分のプロジェクトを計画して前倒しで進めて、最後に余裕ができるように進める事が好きなので、発表一日前は意外とゆっくりお茶を飲んで、最終的な調整できる時間をできるだけ作れるようにしています。実際に今回の卒業制作の作品も発表の一週間前には大体終わって、そこから最終的な調整をする時間を作る事ができました。特に今回の卒業制作は健康に気をつかって、提出の直前でもほぼ毎日水泳に行ってリフレッシュしながらできていたので、その平然さを保てたのは作品の精度に影響したと思います。 一番人気のデザインは何でしょうか? これまでの作品で一番メディアの露出があったのはiBumだったと思います。The Mask of SoulやDesktop Fireworksもその次を狙えればと思っています。 The Mask of Soulに関してはカラオケに行った時に普段あまりしゃべらない友人がいきなり大声でゴールデンボンバーの女々しくてを歌い始めた事が忘れられずに、そこからインスパイアされて作り始めた作品です。 目の部分を隠す事で、プライバシーを与えたら人が恥ずかしくなくなるのか、それと真逆の要素である拡張器をマスクに隠して、言いたい事を言えるようにしてみたらどうなるかという自分自身の疑問を元に制作をはじめました。 公共のカフェにいって、知らない人を巻き込んで、二人の人にマスクを被せて悪口を言い合ってもらったのですが、普段シャイな人ほど大声でなかなか強い言葉を発し始めたのが面白かったです。あと、参加してくれた人々が自分の国の言葉で罵りあっていたのが面白かったです。何を言っているのか全然通じないのですが、観客はそのシュールなパフォーマンスを楽しんでいたので良かったです。 左右田さんの様なお仕事に就きたいと思っている皆さんへ、何か就職に関してのアドバイスはありますでしょうか。 興味のある事があるなら、自分でとにかく試してみるのが良いと思います。そして何度もそれを続けていく事です。そして興味のある人がいるなら、その人に会いにいって業界に入って現実を知る事。とにかく自分でやりたい事を仕事にしたいなら、その道を試行錯誤しながら自分で作るしかありません。 左右田さんの中で、どのくらい日本的要素を取り入れて仕事に取り組んでいますか? そして、どのように日々、日本についてのインスピレーションを取り入れていますか? 日本を取り入れることは意識的にやっていませんが、結局作品にルーツが反映されるものなので、結果的に日本的なものが反映されていると思います。私は日本の本を読むのが好きなので、そこからインスピレーションを受けるのは当たり前かもしれませんが。 […]

An Interview with Tomomi Sayuda – Reknowned London based Designer

By Mike Sullivan, translation by Weini Liao Please introduce yourself and your background, including your studies in Tokyo and London. My name is Tomomi Sayuda and I am a designer living in London. I was born in Tokyo and have been in London for eight and half years. http://www.tomomisayuda.com/ Please tell us about your work. […]

Interview with Ikuko Iwamoto – Astounding London based potter

Interview by Mike Sullivan Please introduce yourself. My name is Ikuko Iwamoto and I have worked in pottery for around 25 years, and for the past 13 years I have lived in London. In Japan I had been apprenticed to Asuka Tsuboi, and I myself also studied to be a teacher, but in 2001 I […]

ロンドン在住女流陶芸家Ikuko Iwamoto 岩本幾久子

記・マイク・サリバン 自己紹介をお願いします。 岩本幾久子(イワモトイクコ)です。陶芸にはもう25年ほど携わっていますが、ロンドンに来てもう13年経ちました。日本で坪井明日香先生に弟子入りをしていて、その師匠に留学を勧められたのがきっかけで、2001年にロンドンにやってきました。まずはCamberwell College of Artで陶芸を先攻して、BAを終了し、その後Royal College of ArtでCeramic & Glass のMAを終了しました。今はロンドンのクラークンウェルに小さなスタジオを借りて、制作しています。 岩本さんのお仕事についてお聞かせ下さい。 日本では、手捻りのオブジェを制作して、朝日陶芸展や、女流陶芸展に出品していました。ろくろでの陶器の制作もしていました。 RCA (Royal College of Art) で、自分の作風を変えたかったので、今まで使った事の無かったマテリアルである磁器を使ったSlip-castingという新しい技法を会得し、今のような白い磁器の作品になりました。今はFramed SculptureとTablewareの両方のフェールドで制作しています。 どのようにIkuko Ceramicsはスタートしましたか? RCAを卒業した2006年に、今現在も使っているCraft Centralにあるスタジオを借りる事になって、2007年にself-employedのレジスターをしてから始まりました。RCAではinclusive designのプロジェクトで目の不自由なuserの人たちと関わりリサーチをして、Awardsをもらいました。私の手に取れる作品はすべてtactile触覚を大切にした作品です。 技術について教えて下さい。 ますは、plasterプラスターでモデルを作り、そこから石膏の型を作って、slipスリップ(液状粘土)を流しこみ、作品の形を作ります。作品の表面の装飾は、 Slip-castingで出来あがった後のものに、スパイクやドットを手作業で付けます。マテリアルはすべてporcelain磁器です。 作品のアイディアは、どこから来ていますか?どのような発想をして作品のデザインに落とし込みますか? 手を動かしていて出来てくる場合もありますが、私は無心でいるとき、例えば朝起きた時や、夜寝る前にぽっとアイデアが浮かんできます。あえて影響を受けているものは何かというと、昔日本で自分で制作したオブジェや、自然の形、特にミクロの世界のパターンなどです。 デザインにどのくらいかかりましたか?そして、作品の製作期間をお知らせ下さい。作品を作る際のプロセスを簡単に説明頂けますか? ピンからキリですね。小さいカップなどはモデルの制作なら、最後の窯での焼成までは、短くて一ヶ月くらいです。でも、大きいフレーム作品になると半年から10ヶ月くらいかかるものもあります。http://www.ikukoiwamoto.com/April2013/g1_april2013_skin1.html これがいままで一番長くかかった作品です。 プロセスは、技術のところにも書きましたが、下記のような感じです。 1.石膏でのモデルの制作 2.石膏でのmould型の制作、そして乾燥するのを待つ 3.Slip-casting (土泥をmould型に流し込んで、しばらく待って流し、mould型の中に残った作品を取り出す) 4.  作品の表面のデコレーション 5. 素焼き 6. 本焼き(釉薬) 7. エナメル (自分のロゴを裏に焼き付ける) [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column width=”1/1″][vc_column_text]一番人気の製品は何でしょうか? 使える作品では、Sunday Timesで大きく取り上げられたこともあって、この大きいsake jugがすごく人気です。 http://www.ikukoi.co.uk/images.html 一応bowlという名前が付いていますが、オブジェであるSpikyspiky Bowlは、作るのにすごく時間がかかって沢山作れませんが、作ったらすべて完売します。 http://www.ikukoi.co.uk/sculpture.htm http://www.ikukoiwamoto.com/April2013/g1_april2013_acrobatics1.html このフレーム作品は、editionが30なんですが、すべて完売しました。 岩本さんの様なお仕事に就きたいと思っている皆さんへ、何か就職に関してのアドバイスはありますでしょうか。 […]

次世代POPシンガーYun*ChiがロンドンHYPER JAPANに2度目の来日!

記・マイク・サリバン 翻訳・Saneyuki Owada 歌手・モデルYun *chi(ゆんち)、彼女がポップシンガーとしてミニアルバム「Yun *chi」でメジャーデビューしたのは2012年11月。デビュー前からもアニソンのカバーコンピなどで彼女の透き通った歌声は有名になっていた。そんな彼女が日本のポップカルチャーを紹介するイギリス最大のジャパニーズカルチャー総合イベントHYPER JAPAN(ハイパージャパン)に、今回は2枚のミニアルバムと2月にリリースした彼女の1stアルバム「Asterisk*」を引っさげて、ロンドンにやってきた! アソビシステムに所属する彼女は、今世界で注目されクールジャパンを牽引している、きゃりーぱみゅぱみゅの妹分にあたるのだ。 Yun *chiは幼少期から両親の影響でボーカリストになることを憧れ、日々の生活の中で音楽に囲まれて過ごしていたそう。そしてロンドンに初上陸したのは、去 年の「HYPER JAPAN」、再びイギリスのYun*chiファンの前でパフォーマンスをしたのは今回で2度目になる。そんな世界規模で活躍する彼女にインタビューをし ました。 最近リリースした3rdミニアルバム「Starlight*」についてお聞かせ下さい。 まだまだんですが、こうして事務所の方やご協力頂いているスタッフの皆様、応援してくれるファンの皆様のおかげで私は小さいですがアルバムのタイトルのように輝く星のようになれたと思います。でもこれを機に、もっとキラキラ光る本物の星になっていきたいと思っています。 1stアルバム『Asterisk*』にも収録されている、昨年末にリリースしたシングル曲「Your song*」(アニメ「ログ・ホライズン」 エンディングテーマ曲)についてお聞かせ下さい。 この曲はアニメ「ログ・ホライズン」ために作ったもので、アニメのプロデューサーと共に作品を作り上げていきました。このアニメ作品にマッチする曲ができるまで、色々なアイデアやサウンドが湧き出てきてきましたが無事完成できて良かったです。 「Your song*」では、とても素敵な歌声を披露されていますよね。 私はこの歌に、物語とその気持ち、思いを込めて歌うように心がけています。 「HYPER JAPAN」のライブイベントでは、とてもユニークで素晴らしい歌声を披露されていましたがYun chi*さんが影響を受けた歌手などいらっしゃいますか。 影響というわけではないですが、大好きなアーティストはたくさんいます。「ログ・ホライズン」でも他の歌手が歌ってるのですが、すっごいファンですし、ほんとに素敵な人がいっぱいいます。 モチベーションを保つのに特別に何かされていらっしゃいますか。 友達と飲み行ったり遊びに行ったり、爆音で好きな曲を聞いたり、楽しむことです。 ロンドンで行われている「ハイパー・ジャパン」に出演していることをどう思われますか。 今回、再びロンドンに戻って来れた事は嬉しかったです。来年もまた来れたらいいなと思てっています。ロンドンのクラブはすっごい好きですし、フィッシュ&チップスも美味しかったです! 日本のことで好きなことはなんですか。 私、緑茶がとっても好きなんです。先日もロンドンの中心街にあるジャパンセンターで緑茶のペットボル買いましたよ。あと、緑茶ハイとかも好きです。 じゃあ日本食では? 寿司!! Yun chi*の詳細は以下の公式サイトから閲覧できます。 http://yunchi.asobisystem.com/

倉骨郁子 -ジュエリーデザイナー 職場にも女性本来の美しさを演出できるジュエリーを

自己紹介をお願いします。 ファインジュエリーのデザイナーです。ロンドンで「IKURIA(イキュリア)」というブランドを経営しています。もともとは東京生まれの埼玉県民です。私の名前は日本でも珍しくて覚えにくいので、自分の名前をもじってブランド名にしました。 倉骨さんのお仕事についてお聞かせ下さい。 ゴールドと貴石を使った、カラフルで華奢なジュエリーが主力商品です。毎年新しい作品を発表するほか、注文生産も承ります。 どのようにiKuriaのブランドはスタートしましたか? ジュエリーブランドを立ち上げる前は、東京とロンドンの大手通信社で記者として働いていました。職場では女性はなかなか思い切ったおしゃれはできません。取材先や同僚のキャリアウーマンが職場では女性本来の美しさを発揮できないのを残念に思い、手持ちのビジネススーツにも合い、上品かつ遊び心のある大人のジュエリーを創るために手探りで2012年にブランドを立ち上げました。 忙しい職場でも邪魔にならないように、女性があらゆる場で毎日身につけられるように、軽くて、繊細なデザインでも壊れない強い素材で作っています。 記者としての仕事はとても楽しかった。でも、もともとデザインには興味があって、いつか起業したいと思っていたので、ロンドンに来てからデザイン学校の夜間や週末のクラスを2年半ほどかけてたくさん取りました。イキュリアを立ち上げてからも、半年は記者業を続けて、二足のわらじでした。睡眠時間が足りなくて大変でしたが、夢を追う価値はあったと思います。いまのところ、あきらめた夢はバレリーナくらいです。 倉骨さんの様なお仕事に就きたいと思っている皆さんへ、何か就職に関してのアドバイスはありますでしょうか。 私 はデザインや芸術を正式に勉強したわけではなく、ジュエリーは第二の職業なので、就職せずに起業するしかありませんでした。ロンドンでは、デザインや芸術 の学校に行った人は、まず名前の通ったブランドに就職して、その後デザイナーとして独立する場合が多いようです。いずれにしろ、デザイン学校に行っても行 かなくても、一生懸命がんばらなければビジネスを成り立たせるのは大変です。 ジュエリーの作品のアイディアは、どこから来ていますか?どのような発想をしてジュエリーの作品のデザインに落とし込みますか? 私はもともと記者だったので、作品のアイデアを得るまでに沢山調べものをします。例えば、私の新しいコレクション「錬金術師の手帳」をどんな形にするか手がかりを得るまでに、ビクトリア&アルバート博物館の図書館に一週間毎日通いました。 調べ物の過程の中で、人物に関する面白い話を見つけると、そこからデザインが発展します。記者がスクープをさがして記事を書く過程と同じと考えてもらえればいいかと思います。 「錬 金術師の手帳」はニュートンにヒントを得ました。ニュートンはご存知の通り万有引力を発見した偉大な科学者です。完璧主義で冷たい人間という印象を持って いたのですが、彼は一時期錬金術に没頭していたそうです。残念なことに彼が錬金術の研究過程を記録したノートは、ペットの犬がろうそくをひっくり返して実 験室が火事になり、ほとんど焼けてしまったそうです。しかも犬の名前はダイヤモンドだったとか。 デザインにどのくらいかかりましたか?そして、ジュエリーの作品の製作期間をお知らせ下さい。作品を作る際のプロセスを簡単に説明頂けますか? コレクションをデザインするのには12個から20個くらいのジュエリーが必要で、3ヶ月から6ヶ月くらいかかります。 デザインがシンプルな場合は私が自分で作りますが、石嵌めや彫りなどの専門技術を要する場合は熟練した職人さんに頼みます。デザインの複雑さによって、製作にはさらに6-8週間かかります。 特別注文のジュエリーの場合は6-12週間かかります。以前、曾お祖母さんのジュエリーをリサイクルしてネックレスにしてほしいというお客さんがいました。デザインを決めるためだけに3ヶ月かかりましたが、ネックレスが出来上がってきたときはとても喜んでもらえました。 UK Jewellery Awards 2013’s New Designer of the Yearの決勝戦出場者になったの感じは? ジュエリーアワードにエントリーするには自信がありませんでした。でも私のボーイフレンドと当時のプレスの女性が、損することはないと言うので、だめでもともとで挑戦してみました。 最終選考に残ったデザイナーの中に自分の名前を見つけた時は、間違いだろうと思いました。他の人はデザインの経験をつんだ若手ばかりで、私一人だけ門外漢だったからです。でも15分くらいたったら実感がわいて、嬉しくなってきて興奮しました。 後日、新人部門に残ったのは私が日本人で初めてだと気づきました。今のところ日本人は私だけのようです。自分のやっていることは間違っていないんだと少し自信を持てるようになりました。日本人でもそうでなくても、私が初めて何かを達成できたというのは光栄です。 倉骨さんの中で、どのくらい日本的要素を取り入れて仕事に取り組んでいますか?そして、どのように日々、日本についてのインスピレーションを取り入れていますか? 日本的要素はブランドのDNAです。ジュエリーとしては、日本的要素が前面にでることもあるし、抑えた形で表現されることもあります。 まず、私は品質に関しては頑固で、それは私が日本人だからだといわれます。私のお客さんやロンドンのファッションブロガーは、私のジュエリーの繊細なデザインが日本人らしいと言います。 コレクションの中では、「キャッチ」は植村松園の作品「焔」と、彼女がどうしてその作品を描くにいたったのかという話にデザインのヒントを得ました。「ライカ」はロシアの宇宙船に乗った犬にインスピレーションを得ましたが、日本で直接買い付けたあこや真珠をつかいました。 「錬金術師の手帳」はニュートンがデザインのアイデアなのでイギリス的なのでしょうが、黒と金の使い方が日本人らしいとよく言われます。 倉骨さんにとって日本の伝統工芸とは? 一番高いレベルの芸術だと思います。 何か会社のお知らせや、倉骨さん個人のイベントなどありますか? 現在イキュリアのジュエリーはロンドンのブティックでのみの扱いですが、今年後半に、日本で初めて小売イベントができそうです。楽しみにしていてください。 http://www.ikuria.com/ 最後に日本の工芸に興味のある海外の方に一言お願いします。 職人技というのは一朝一夕で生まれるものではないので、工芸品は世界のどこの国のものでもすばらしいです。日本の工芸の中で私が一番好きなのは、美と強さと実用性を兼ね備えた漆工芸です。

Tea Ceremony and Wagashi – Minamoto Kitchoan London

Text and photos by Mike Sullivan The tea ceremony in Japan is something that everyone wants to try, it is very interesting, and of course the tea is very delicious. For many foreigners it is an educational experience as they have to learn how to drink the tea. Recently in a shop called Minamoto Kitchoan […]

Interview with Ikuko Kurahone – Talented Jewellery Designer

By Mike Sullivan Please introduce yourself and your background. I am a fine jewellery designer. I have been running my brand iKuria in London. Originally, I was born in Tokyo and grew up in Saitama. My name Ikuko Kurahone is extremely rare and nobody remembers it. So I created the name iKuria by shortening and […]