By Mike Sullivan Please introduce yourself and your background. My name is Keiko Suzuki, and I am a self-taught hand-torn newspaper collage artist originally from Tokyo, and currently live in the USA. http://www.keikosuzukiart.com/ Please tell us about your work. My work is created with discarded newspapers. I collect color pieces from the advertisements and the […]
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佐藤友佳理 -呼吸する和紙- 和紙の新しい挑戦を続ける作家
記・Saneyuki Owada まず佐藤さんの生い立ちと和紙との出会いを教えてください。 海と山に囲まれた高知市内で生まれ、6歳まで育ちました。その後、愛媛県内子町五十崎に引っ越しました。古くから紙漉が盛んだった旧五十崎町(現内子町)の和紙工場の近所に住んでいたので、楮を煮る作業、水にさらす作業や、おばさんたちが紙漉をされるところをよくのぞいていました。小学校の卒業証書は、6年生の夏休みに自分で漉いた和紙で作られました。 「りくう」を始めようとした理由を教えてください。 父の会社で新しく始めた和紙の事業に賛同したことからでした。 空間に使う、建築資材としての大きな和紙、消臭機能や湿度調整機能という付加価値、モダンなデザイン性を持った和紙。 現代のニーズに沿った新しい価値観を和紙に吹き込み、店舗の内装などに和紙を使ってもらうという試みはきっと、沈みゆく伝統工芸が息を吹き返すために必要なことだと思ったからです。 佐藤さんの漉く和紙は通常の簀桁で漉く技法とは違う感じがしますが、そのスタイルについてお聞かせ下さい。 3メートルにもなる大きな木枠に釘を均一に打ち、和紙の紙縒りを様々なパターンにかけていきます。糸がかかった木枠を、和紙の原料である楮の繊維が水に溶けている大きな漉き槽に沈ませ、引き上げると、和紙の紙縒りに繊維が絡んでいる。 天日で乾かしては漉く、を10回ほど繰り返す。 ご自身の和紙制作において、一番難しい事また一番の面白みを教えてください。 幾何学に張られた糸に、楮の繊維はうっすら自然な形でのったりのらなかったりするため、穴が疎らに空く。 幾何学に張られた糸に、楮の繊維はうっすら自然な形でのったりのらなかったりするため、穴が疎らに空く。 どのように楮が絡んでくるかは、水温や気温や、繊維の状態によって、刻一刻と変化する。コントロールできるものとコントロールできないもの、そのバランスがみせる表情が面白い。 実際制作される際のプロセスを少しお聞かせ下さい。 楮をカットする、その楮をゼオライトという物質が発生する環境の溶液に浸して2週間。その後24時間熱してさらに楮を柔らかくする。私の集落は名水百選の観音水の水が水道から出ているので、その水で何度も何度も楮を洗う、ちりとりをしていく。きれいになった楮を和紙の繊維を更に細かくするために、「ビーター」にかける。やっと漉ける状態の楮になる。(和紙制作の工程はQ3で) 佐藤さんが和紙を漉く際のデザインの源は、インスピレーションは? 自然からのインスピレーションが主です。例えば、美しい貝殻や、雪の結晶、空や、虹など、美しいものを眺めるのが最大のインプットだと思います。 人間が無意識に心地よく感じる、昔からそして、これからも変わらない普遍的な美をいつも探しています。 和紙は日本の伝統産業の一つと思いますが、今後の和紙を佐藤さんはどう捉えていますか? 古きを守る方と、新しい挑戦をされる方、ボーダー無く皆さんが和紙それぞれの和紙を漉いていかれる。新しい世代は、技術を持った方から基本を学び、自分の中にある個性を、時代を、文化を反映された色とりどりの表現をされていくのでは。 そんな伝統工芸をどう思われますか? 伝統工芸と今日呼ばれるものも、始めた当時は革新の技術であったはず。賛否両論の中、職人が技を磨き貫き、それが人々に受け入れられ、営みの中に浸透することで「伝統」となっていく。それはいつの時代も同じなのだと思います。 佐藤さんにとって和紙とは? 自分が美しいと思うものを表現するため、また、伝統工芸・日本の文化など、まさに今、もう一度みつめ、守る必要があるという、メッセージを伝えるために賜ったもの。 和紙に興味をもつ読者にメッセージをお願い致します。 和紙は漆喰や木と同様、日本の家屋に使われて来ました。最近は手漉きの和紙に触れる機会も少なくなってきましたが、日本の風土にあった素材である和紙を、今の私達の生活にどのようなアプローチをすれば取り入れていけるかをいつも楽しく考えています。
SIWA tote bag review #1
Encounter SIWA products SIWA is a unique eco-friendly paper bag and accessory brand from ONAO a Japanese paper (washi) maker, located in Ichikawamisato, Yamanashi prefecture which boasts a 1000 year history of paper making and designed by industrial designer Naoto Fukawasa. I was shocked when I came across SIWA products for the first time. I […]